NCデータ検索と過削未削量と方向参照
マウスの右ボタンを押して道具メニューを表示し
を選択します。
<NCデータ検索>
NCデータを調べたいところで、マウスの左ボタンを押して、調べてください。
画面上側に、指で示した部分を切削したNCデータが3回点滅して表示されます。
ただし、径補正中の補間ブロックの場合には、黄色く2回点滅して表示されます。
なお、指示した点の座標値も同時に、画面左側の「計測位置のデータ」に表示されます。
指で示すことができるのは、加工を行った直後だけです。
溶接機やグラインダーなどの道具を使って切削面を加工した場所や、
キャンセル機能(Cキー)を使用した後、
別のNCデータを選択した後ではNCデータの検索を行うことはできません。
★外部エディタとの連動
この機能を使用した直後に編集エディターを起動すると、
標準対応エディタ(秀丸,Maruo,K2Editor,Terapad)や、
起動オプションで行数が指定できるエディタ(例:MIFESなど)は指示ブロックにジャンプさせることができます。
また既にエディタがTRYCUTから起動されている場合も、
標準対応エディタでは検索行ジャンプが行われます。
<過削未削量と方向参照>
被切削材の差分表示と同様、
比較対象の「基準形状指定(B)」が行われている状態では、
同時にZ方向と距離方向へのライン表示と、
左パネルのZ増分と距離にて、その量が表示されます。
表示されるラインの色は、
削り過ぎの場合は「赤色」、
削り残しの場合は「黄色」で、
表示されます。
また、それぞれの値は、削り過ぎの場合はマイナス、
削り残しの場合はプラスで表示されます。
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