機 能 | 用 途 | 処理速度 |
1.Z値比較による全面差分表示 | 全体的/大局的な判断を行いたい場合 | 高速/瞬時 |
2.差分塗り | 全体的/大局的な判断、かつその差分の程度を把握したい場合 | チェック方向が高さの場合は瞬時、法線方向の場合は差分指定値に応じて遅くなる |
3.過削未削量と方向参照 | 局所的に差分(高さ方向と法線方向)の量を数値で把握 | 高速/瞬時 |
差分表示は「L」「+」「−」キーにて行います。 格子位置ごとに差分比較を行い差分がある場合は、その差分区間に以下の基準で描画します。 また表示状態として、ポップアップメニュー「表示制御(P)」の「差分表示モード(S)」にて 「一時表示(T)」か「常時表示(A)」を選択することができます。
基準形状と比較した差分が、
・プラス(余肉)側:
「黄色」の縦線
・マイナス(食い込み)側:
「赤色」の縦線
「L」キー:プラス側マイナス側両方を同時表示
「+」キー:プラス側のみを表示
「-」キー:マイナス側のみを表示
差分の量に応じて被切削材にペンキもしくはペン番号色を塗ります。実行はポップアップ メニュー「被切削材(W)」の「差分塗り(F)」にて 行います。
・「塗る場所」:プラス側とマイナス側を選択。
・「指定値を超える差分を対象」:削り残しや削り過ぎのレベルによって 表示部分を制御したい場合に、その量を指定します。
・「チェック方向」:「高さ」方向、もしくは「法線」を選択します。
※「法線」選択時は、「指定値を超える差分を対象」の値を大きく設定するに従って
処理時間がかかってしまいます。
・「色」:塗る色をペンキ又はペン番号(1〜7)で指定します。また「強調範囲」の指定により、塗られた 部分の範囲を指定量だけ拡大して強調します。元の同色部分を残す場合は「元の同色部分は維持」(新規)に チェックを入れて下さい。