キーワード=設定値
先頭が # で始まる行はコメント行となります。
キーワード | 内 容 |
NAME | 工作機械の名称を指定します。この名称は、コメントであり処理には影響しません。[文字列:最大20文字] |
ATC TYPE | 自動工具交換の方法を指定します。[DIRECTまたはWAITまたはWAIT2]DIRECT : 工具交換をTコードのみにより行います。 |
TOOL CHANGE TIME | 待機中工具との工具交換時間。(単位:秒/回) |
MAXIMUM FEEDRATE | 全軸の指定可能な最大送り速度。(単位:mm/分)この指定では各軸ごとに 設定することはできません。なるべく次ぎの各軸ごとの指定を行なって下さい。 |
MAXIMUM FEEDRATE(X or Y or Z) | 各軸の指定可能な最大送り速度。(単位:mm/分)省略時は30000と
みなします。詳細は工作機械の仕様に合わせる必要があります。 ※現在この設定値は、帳票出力の加工見積もり時間算出時にのみ参照されます。 |
MAXIMUM ACCELERATION(X or Y or Z) | 各軸の切削送り時の最大加速(減速)度。(単位:G) 省略時は0.5Gと
みなします。詳細は工作機械の仕様に合わせる必要があります。参考までに現行の
工作機械は、ほぼ以下のような値で公表されたりしますが、<注意>に書きます
ように十分注意が必要です。 ・小型超高速機 :1G ・小型通常高速機:0.3〜0.4G ・大型機 :0.1〜0.3G
<注意>
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RAPID(X or Y or Z) | 各軸の早送り速度。(単位:mm/分)省略時は30000と
みなします。詳細は工作機械の仕様に合わせる必要があります。判らない場合は、
とりあえず切削送り時の最大速度に合わせておいて下さい。一般的には大差ない
場合が多いと思われます。 ※現在この設定値は、帳票出力の加工見積もり時間算出時と、CTLファイルのG00MODEがASYNC2の時の動作軌跡算出時に参照されます。
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RAPID ACCELERATION(X or Y or Z) | 各軸の早送り時の加速(減速)度。(単位:G)省略時は0.3Gとみなす。早送り時の
加速度は切削送りの時よりは無理の無い低めの加速度が与えられるのが一般的ではあり
ますが、詳細は工作機械の仕様に合わせる必要があります。 ※現在この設定値は、帳票出力の加工見積もり時間算出時と、CTLファイルのG00MODEがASYNC2の時の動作軌跡算出時に参照されます。 |
INI (新設) |
初期状態のアタッチメントを指定します。アタッチメントを有効にしたい
場合は、必ず指定して下さい。この指定がない場合はアタッチメントが無視され
ます。 指定例:ATTACHMENT01のみ定義されている時 INI = ATTACHMENT01 ※本仕様は将来的に自動アタッチメント交換のシミュレーションにも 対応可能とすることを前提にしたものです。 |
ATTACHMENT** (※**は2〜3ケタの任意番号、10個まで定義できます。 連番の必要はありません。) (新設) |
アタッチメントの定義を行います。現行は以下のSQUARE文のみ用意されて
います。 SQUARE/D1,H1,D2,H2,,,,Dn,Hn(nは最大5):真四角形状 指定例: INI = ATTACHMENT01 ATTACHMENT01 = SQUARE/100,10,120,80 |
なお機械定義ファイルは、ポップ・アップ・メニューの「設定ファイル(T)」もしくはドラッグ アンド ドロップにより切り換えが可能です。