切削モニタリングデータのグラフ解析ツール
(TrMonitor/フリーソフト)
TrMonitor は、TRYCUT2000の最適化機能で作成
される切削モニタリングデータを
視覚化するために開発されたアプリケーションです。
本ツールを使うことを目的にするならば、最適化機能をモニタリングデータ
作成のためだけに利用していただくということになりますが、もちろんそれでも
全然問題はないわけで、特に工具の破損が発生した場合などに、どのようなケース
で、どのような負荷がかかって折れたかなどの分析にも使えますので、最終的にNC
データを最適化するしないに関わらず大変役立ちます。
<機能>
横軸に「切削移動距離」や「ブロック番号」にとり、縦軸に「単位移動あたりの
切削除去量」、元データの切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」、
最適化切削速度を用いた「単位時間(秒)換算の切削除去量」を表示します。
本ツールは、これらの負荷状況を分析したり、現場でのF値設定やオーバーライド
設定、TRYCUT2000における工具負荷限界値の設定や、
速度最適化パラメーター設定時の検討に
利用することを目的にしたものです。
テキスト版モニタリングファイル名:"CUTDATA.TXT"
バイナリ版モニタリングファイル名:"CUTDATA.BIN"
<インストール/バージョンアップ方法>
2003/5/23版 Ver1.20
モニタリングデータのTrMonitorアイコンへのドロップや、起動中のウィンドウ内への
ドロップが対応されました。
2003/6/30版 Ver1.30
過去のバージョンとは別フォルダにインストールした場合の併用も可能にしました。
通常ケースでは問題はありませんでした。
2007/7/29版 Ver1.31
横軸をシーケンスNoの状態にして終了後、再起動しても横軸の設定が異なっていた不具合を
修正しました。(7/1版Ver1.30と中身は同じです。)
2009/10/06版 Ver1.33
ドロップ処理の不具合対応。セットアップモジュール化によるWindows Vista&7への対応
セットアッププログラム:TRMON133.exe(2009/10/06版)
※EXE形式のダウンロードが出来ない場合用:TRMON133.zip
本プログラムのメニューは、初期状態で英語になりますが、日本語にしておきたい
場合は、セットアップ後TrMonitor.iniもインストールフォルダに保存して下さい。
本プログラムはVBランタイムが必要です。Windows7などOSに同梱されている場合や、他のアプリケーションのインストール時に既に
入っている場合があります。VBランタイムを別途インストールすることも可能です。
最新版は以下のサイトで「Visual Basic」「ランタイム」などをキーワードにして、インストーラを探して見て下さい。
ベクター : http://www.vector.co.jp/
窓の杜 : http://www.forest.impress.co.jp/
Download ASCII : http://download.ascii.jp/
※他の色々なアプリケーションをお使いの場合は、既にこれらのランタイムファイルが
インストールされている場合が多いものと思われますので、TrMonitor.exeとTrOptView.ocxを保存した段階で一度起動してみて下さい。余計な手間が省けます。
<簡易ヘルプ(旧Ver)>
Readme.txt(英語取説) or
Readme.txt(日本語取説)
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