表示の拡大・縮小・移動・回転
表示の拡大・縮小・移動・回転操作は、以下の3通りの方法で行えます。
1.マウス移動操作(ホイール対応)
2.キー操作
3.コマンドメニューのクリック操作
1. マウス移動操作(ホイール対応)
まずは、マウスの右ボタンを押して道具メニューを表示し
(初期状態)を選択しておきます。また、高速に変更位置を
描画するバウンダリーボックスの表示を「表示制御(P)」−>
「バウンダリーボックスの表示(X)」のチェックで指定しておきます。初期
状態は「表示する」になっています。通常はこの方が操作性は良いですが、軽い
データで追従性が良い場合は、バウンダリーボックスの表示を止めることにより、
マウスの動きに従ってダイナミックに動作します。
※本操作体系は、ホイール付きマウスで最も操作性が良くなることを想定した仕様にしています。
(1)Z軸廻りの回転:マウス左ボタンを押しながら左右移動
★本操作でマウスを移動後素早く離すと連続回転の状態になります。これを
止めるには、もう一度左ボタンを押して下さい。
(2)視角の回転:マウス左ボタンを押しながら上下移動
★本操作でマウスを移動後素早く離すと0度〜90度間の往復回転の状態に
なります。これを止めるには、もう一度左ボタンを押して下さい。
(3)拡大縮小:"Ctrlキー"を押しながらマウスの左ボタンで上下左右移動。ホイール付きの
場合は、前に廻すと拡大、手前に廻すと縮小。拡大縮小の方向を逆転させたい場合には、
初期設定ファイル(Ctrl+F1)の[Mouse]セクションにて"WHEEL ZOOM = REVERSE"を
指定して下さい。
(4)移動:この操作には以下の2通りのものが用意されており、それぞれ
初期設定ファイルの[Mouse]/MOVE SWITCH設定にて
明示的に選択しておくことが出来ます。
RBUTTONDOWN:左右両ボタンを押すタイプ
(NTでは初期状態でこのタイプが指定されます。直感的にはこのタイプが解りや
すいと思われます。)
RBUTTONCLICK:右ボタンを押すごとに回転モードと移動モードが切り替わる
タイプ
2. キー操作
以下のキーに各機能が割り当てられています。
重要:"1"〜"M"キー操作では、マウスが切削面上にある
場合、その位置が画面の中心になると同時に、表示の回転中心もその位置に変更されます。
同様に"Z"キー操作では、指定した矩形の中心がその対象になります。
キー | 意 味 |
"1"キー |
第1象限(+X+Y)方向から見る。 |
"2"キー |
第2象限(-X+Y)方向から見る。 |
"3"キー |
第3象限-X-Y)方向から見る。 |
"4"キー |
第4象限(+X-Y)方向から見る。(初期状態) |
"5"キー |
-15度回転させて見る。 |
"6"キー |
+15度回転させて見る。 |
"7"キー |
XY平面上で180度回転させて見る。
「Shift」キーと同時の場合は真裏を見る。(新設) |
"8"キー |
XZ平面で見る。 |
"9"キー |
YZ平面で見る。 |
"0"キー |
XY平面で見る。 |
"U"キー |
10度視線の角度を上げる。 |
"D"キー |
10度視線の角度を下げる。 |
"W"キー |
拡大・縮小率に設定されている値により拡大する。 |
"S"キー |
拡大・縮小率に設定されている値により縮小する。 |
"M"キー |
移動する。 |
"Z"キー |
マウスによる矩形指示で、その指示範囲を画面いっぱいに拡大する。 |
"F"キー |
画面いっぱいに描画する。 |
"R"キー |
画面を初期状態にする。 |
"P"キー |
画面を再描画(一時的に見た目の精度を良く)する。
※"Shift"を同時に押しておくとワークの精度(最高精度)で表示 |
"@"キー |
遠近感の有り無しの切り替え |
※"1"〜"D"キーまでの表示方向変更指示時、"Ctrl"キーを同時に押しておくと被切削材表示を基準にした最大化(オートスケール)も
同時に行われます。
※現バージョンの初期状態は、+X-Y方向("4"キーの状態)から45度の視線の角度で見た状態で、画面いっぱい("F"キーを押した状態)の
状態です。
※遠近感の切替(「@」キー)状態は下側ステータスバーの◎(遠近感有)/○(遠近感無)で把握できます。
3. コマンドメニューのクリック操作
上記キー操作は、
コマンドメニューから同様に行うことができます。
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