TRYCUT5000ダウンロード

Windows XP/Vista/7/8/8.1

★★★ テストリリース ★★★

本テストリリース版は、Version2.00の正式リリースに伴い今後の更新は行いません。


★最新の実行モジュール本体(Version1.XYD 2014/02/27版)

 TRYCUT5000は、多軸機械のごく一般的な利用方法や導入ユーザーの事例を重視してチューニングされて きましたが、その結果(弊害)として、弊社の経験上の事例と異なる利用方法(例:工具長と長補正値が異なるケース とか)で動作が実機と異なったり、設定によって工具位置や切削位置、パス描画位置にズレが生じる ケースもあることが指摘されてきました。また、これを改善してゆくためには大幅な内部ロジックの更新が必要に なっていました。

 本ページでは、これらの問題を一掃するために全面的に改善した暫定バージョンを 公開しています。通常のバージョンアップと異なり修正の影響が広範囲なため、副作用の懸念が 含まれるため、独立したページで公開しています。なお、本ページで公開されるモジュールは、改善中で予告 無く更新する場合があります。

 最終的に安定した段階で、正式リリース版の公開に一本化(合流)させる予定です。

<留意点>

★回転ヘッド型で従来(Version1.83以前)から利用されていた方は、初期設定ファイル(Ctrl+F1) 内の[Define]セクションで指定する"TOOL BASE POINT"が省略されていても、"ARBOR-TOP"相当で 処理されていたという不備がありました。本来は省略時はBOTTOM(工具先端)の扱いで動作される べきでした。
一方、実際の適用事例では、むしろその想定で運用されているケースが多いこと、それから上記のよう な背景で今後混乱を避けることを考慮し、以下の改善モジュール以降は、初期設定ファイ ルの"TOOL BASE POINT"設定の省略時、回転ヘッド型(MTLファイルの"ROTARY TYPE = HEAD")の場合は、ARBOR-TOP相当で 処理するようにいたしました。本経緯に関しましてご理解いただけましたら幸いです。

★TRYCUT5000において先端点制御(G43.4/G43.5など)を利用される場合、まずその基本形として 工具長の起点となる位置を基準点とし、その工具長と同じ量の補正量を与えた場合にのみ、指令された 位置が工具先端位置になるように各軸が制御されます。
例えば、初期設定ファイル(Ctrl+F1)[Define]セクションの"TOOL BASE POINT"で ARBOR-TOPを指定し、突出し長とアーバー長の総和と同じ量を長補正値として指定して下さい。
なお、ボールエンドミルの場合で、先端ではなくボール中心で制御した方が指令しやすいケースも想定され ますが、この場合は長補正量をボール半径分短く設定することで制御することができます。

★回転動作が伴う経路の工具移動ピッチの計算がより正確になりました。これの余波で以前よりレス ポンスの悪くなるケースがあり得ます。この影響度と妥当性に関しましては、正式版リリースまでに もう少し調査いたします。本モジュールを利用する上で、大雑把なチェックで十分で、何よりレス ポンスを向上させたという場合には、工具の移動ピッチ、もしくはワークの精度を粗くするなどで 調整を行ってください。

<初期設定値の変更点>

★初期設定ファイル(Ctrl+F1)の[Define]セクション
SKIP BLOCK : スキップ加工時の描画スキップ 省略時 1 → 5 に変更
SKIP VIEW : 実加工時の描画スキップ 省略時 1 → 5 に変更
※それぞれシミュレーション中に矢印キーの← →で増減、値はTRYCUT5000ウインドウバーの右端で 確認できます。

要望対応改善履歴 不具合対応履歴

・32bit(X86)版
TRYCUT5000_X86.zip

・64bit(x64)標準版
TRYCUT5000.zip

・64bit(x64)AMD系CPU最適化版
TRYCUT5000A.zip
※本モジュールは、AMD社製CPUに最適化されたモジュールです。機能によっては標準版より高速に処理されます。

・64bit(x64)Intel系CPU最適化版
TRYCUT5000E.zip
※本モジュールは、Intel社製CPUに最適化されたモジュールです。機能によっては標準版より高速に処理されます。


トップページへ